プログラミング的思考とは、
物事を考える時にその物事の動作や順序を理解し、効率的に意図した動作や結果を導くために論理的に考える力のことです。
とはいえ、論理的思考と同義であるかというと、それは違います。論理的思考は、物事を筋道立てて考え判断をする思考のことです。プログラミング的思考ではその順序やプロセスが「効率的がどうか」も考慮して答えを導き出す必要があります。
プログラミング的思考が向上すると、たくさんの能力が向上することになります。
向上する能力の一つに「読解力」があります。「読解力」が上がると、
国語はもちろん、算数など他の科目も含め、質問の意図がはっきりとわかるようになります。
質問の意図がはっきりとわかると、読解力がそれだけあるということなので、質問の意図もわかるようになり、答えとして何をどのような順番で効率的に導き出せば良いかがわかるようになるのです。
勉強が苦手なお子さんは、質問の意味を捉えることができず答えられない、というお子さんが多いです。
また、感覚的にはわかていても、上手く文章化できない、という場合もあります。
そこで、Scratchというプログラミングツールを使い、プログラミング的思考を向上させることにより、学力も上がるということなのです。
Scratchではゲームはもちろん、アートも作成できます。自分が興味があることを成し遂げ達成感を得ることができます。
達成感は非常に大切で、勉強で問題が解ければ「やった!」と達成感が出ます。達成感は非常に気持ちの良いものであり、最終的には達成感を求めて色々なことへと挑戦していくことができるようになります。